代々木八幡復元住居修繕工事完成式典
代々木八幡復元住居修繕工事完成式典に出席しました。
4500年前の縄文時代の竪穴式復元住居が老朽化したため修繕工事が行われました。
昭和25年に上原中学校と國學院大學による発掘調査が始まり、昭和52年に渋谷区指定史跡に指定されました。
当時中学生で発掘に協力した方々や國學院大學教授、白根博物館の学芸員の方々、地域のゆかりの方々等出席されていました。
代々木八幡遺跡は標高32mにあり、縄文時代中期の土器が中心に出土され、石皿・磨石・石棒などの石器も出土しました。
昭和26年、國學院大學の樋口清之教授が設計された都内初の縄文時代復元住居です。
渋谷の遺跡の特徴は 1川によって入り組んだ地形 2湧水がある 3標高25m前後に分布 4開発が早かったため詳細がわからない遺跡が多いことです。
式典の最後に現代風縄文鍋で作った鹿肉とキノコと野菜の味噌汁をいただきました。ごちそうさまでした。
代々木八幡の登場は2回目ですが、67年ぶりの修繕工事完成に立ちあいましたので、掲載しました。
(区政報告31号『さとまりの神社巡り』参考)
とても美しい住居が再現されています。