神社巡りん 平田神社
住宅街を歩いていると突然神社らしい建物に出くわし足を止めた。
社務所の脇におかれた小冊子に目をやると、「江戸時代末期の国学者平田篤胤 神道家 ・思想家・医者で出羽久保田藩出身」を祀ってあるとのこと。
「全国神祇道を一にして復古神道を大成するとともに幕末思想界に計り知れない影響 を与えた。国学四大人は、荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤」それで社殿の 脇に「 合格祈願 」と大書してあるのかと納得する。
国 学(こくがく)とは
江戸時代中期に勃興した学問で「 古事記 」「 万葉集 」などの古典に基づいて、 儒教や仏教の影響を受ける以前の古代日本にあった独自の文化・思想・精神世界
( 古道 ) を明らかにしようとした学問。 御朱印をお願いすると、神代文字で「かむながら」と書いて下さった。
「人為を加えず神の御心のままを体現する『惟神(かんながら)の道』を説いた復古 神道に因むと思われる。」文字の解説と、日本にまだ文字が確立してなかった時代の 最初の文字ですと教えてくださった。 ちなみに、賀茂真淵の子孫の賀茂さんは私の親しい友人の一人である。
平田神社 渋谷区代々木 3-8-10